あいさつ保存会案内活動報告曲目紹介山車のご紹介 半纏・手拭い一覧
技 -waza-| 技 | 賞暦リンク集お問い合わせ



会長挨拶


大澤 敏夫 初代会長
  初代大澤敏夫会長は、昭和20年東京都小金井町(現在の小金井市)に生を受け、生涯この地で、貫井囃子の復活・発展に人生の全てを注ぐ。

  戦後途絶えていた貫井囃子を、25歳の若さで復活させることは容易ではなかったが、幼い頃聴いた『お囃子の心地よい音や踊りを、また今の時代にも響かせたい。』という強い想いが、現在の貫井囃子保存会の根源となっている。

  復活後は二代目会長を含む貫井囃子保存会の中心メンバーを指導・育成し、復活から8年後の昭和53年第3回関東郷土芸能おはやしコンクール金賞を獲得。その8年後昭和61年には一度だけ行われた第一回東日本郷土芸能おはやしコンクールで優勝、昭和56年から行われている東京都祭ばやしコンクールでは第一回から最優秀賞を取り続けている。

  稽古中は『人の心を打つ演奏・演技』を常に課題とし、1歳8ヶ月から80歳の男女年齢問わず、技術面だけではなく人間形成の場としても、厳しくも愛情あふれる指導が行われた。会員の誰よりもお囃子に情熱を燃やし、お囃子を愛するが故の厳しい指導で、会員の我々に輝かしい経歴と賞歴を約束してくれた。

又、活動の場はお囃子だけに留まらず、数多くの講演等でも活躍し、それまでの功績が認められ、平成12年に東京都功労者表彰を受賞し、平成14年には文部科学大臣賞地域文化功労者表彰を受賞した。
  そして貫井囃子保存会会員という第二の家族を残し、志半ば、平成15年11月 57歳の若さで他界した。

  初代会長は、私達に揺らぐことのない熱意と決意を託し、この世を去りましたが、今でも会員一人一人の心に住み、これからも私達を見守り続けてくれることでしょう。

文部科学大臣賞地域文化功労者表彰 東京都功労者表彰





会長挨拶


 
このたび、目黒流貫井囃子保存会公式ホームページをご覧いただきありがとうございます。このホームページを通して、多くの皆様に少しでも貫井囃子保存会のことを知っていただけたら光栄です。

  私は昭和44年、初代会長大澤敏夫の次男として小金井貫井に生を受け、昭和48年(当時4歳)に貫井囃子保存会に入会いたしました。

  初代会長は、私が幼い頃からとにかく厳しいという印象しかなく、お囃子に関しては半端ではありませんでした。しかしその厳しさの甲斐あって、小学校高学年の時には、全関東おはやしコンクール、東日本おはやしコンクールで、優勝するまでの技術を身につけることが出来ました。

 その後も数々の賞を頂きながら32年間お囃子を続けてまいりましたが、平成15年初代会長が亡くなった後、会長職を引き継ぎ今日に至っております。

 今後は、更なる会員の技術向上、後継者の育成に努め、人に対しての思いやりの気持ちや協力し合う心など、この貫井囃子を通して子供たちに教えていきたいと思っております。そして昔から伝わる芸能を後世に残し、どんな国の人々でも、又どんな年齢層の方にも親しまれる、お囃子の音色・リズムを作って行きたいと思っております。

 どうぞこれからも、目黒流貫井囃子保存会を宜しくお願い申し上げます。

目黒流 貫井囃子保存会
会長  大澤 国栄




会長挨拶

地方出身の私が「貫井囃子保存会」と出会ったのは、昭和63年の春33歳のときです。
今は亡き前会長大澤敏夫氏の「生き方」に深く感銘を受け、今思うと衝撃的な出会いでした。
年の差も7歳と近く兄と思いながら接した期間、多くのことを学ぶことができました。

  氏は「貫井囃子保存会」を弱冠25歳で復活させ、復活時・復活後は各方面からの感謝しきれない恩と、その反対の境遇を経験し、刻苦の中を乗り越え「理想」を「現実」のものとしてきました。
そんな経験に裏打ちされた氏は、「生きた教材」そのものであり「貫井囃子保存会」の根本であります。常日頃、大事なものは「人」だよ。と言われていました。不断の努力・不屈の精神・飽くなき探求などにより今日の「貫井囃子保存会」の礎を築かれたと拝察します。

  「貫井囃子協力会」は「貫井囃子保存会」の維持発展のためにあり、現在約60名の方が私心なく献身的に陰ながら各種のお手伝いをさせて頂いております。
  保存会会員のお父さん・お母さん方をはじめ、その他保存会会員の友人・知人・また保存会の姿勢に共鳴した方などが気軽に関わっておられ、年一度の「祭礼」時などは幾度かの打合せ等を経て、「出来ることを」「出来る方が」補充しながらやっており、来場者と共に楽しませて頂いております。

  今後も「貫井囃子保存会」は今まで同様、国内外問わず出会いのあった方々・これからある方々に「感動」を与えられる様より一層の努力・精進をし、その「社会性」を深めて参ります。
今後も「貫井囃子保存会」に、暖かいご支援・ご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

  ここに「東京も故郷であることを教えてくれた前会長大澤敏夫様」、「今後もお付き合い頂く貫井囃子保存会様」との出会いに感謝を申し上げます。


目黒流貫井囃子保存会
協力会会長 浅井 廣




あいさつ保存会案内活動報告曲目紹介山車のご紹介 | 半纏・手拭い一覧
技 -waza-技 |賞暦リンク集お問い合わせ