はじめに…
今、良いお囃子とはどういうものなのかを考えてみると、観客の方々(素人の方々)に受け入れられる演奏こそが、良い音楽だと思う。
観客の方々にウケないと、「素人に何が分かる!」 「自分達さえ楽しければそれでいいんだ!」 などと言う人が多い。実際、今
思えば私も良い演奏をしたいと、ただ漠然と考え、観客の方々のことを考えもしない時期があった。
演奏する以上、観客の方々に受け入れられない音楽は、根本的にダメ。観客の方がたとえ一人であったとしても、その方に受け入れてもらえるように考えながら演奏することを、大前提に考えている。
そうしたなかで、私が日頃、鉦の演奏について考えていることを書いてみた。
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