小金井第四小学校 お囃子教室





日時: 12月22日(火)
場所: 小金井市立小金井第四小学校 体育館


小金井第四小学校の4年生の授業でお囃子教室を行いました。
体育館で5,6時間目を使って、お囃子の歴史や楽器の説明のあと、獅子や太鼓の体験、踊りの体験、そして最後に貫井囃子の演奏を鑑賞してもらいました。









第四小学校では、3年前の学校行事の際に、全校生徒の前でお囃子を演奏したことがあります。
その当時、1年生だった子ども達・・・もう4年生になったのですね。
「3年前に学校でお囃子を観たのを覚えていますか。」という質問に対し、約3分の1の子ども達が手をあげました。
また、「貫井囃子を観たことありますか。」という質問には、ほとんどの子が手をあげました。9月の祭礼で観た、神社で観た、など・・・ほとんどの子が知っていました。

















講義は子ども達の質問を中心に進めました。
最初は遠慮がちだった子ども達も、一人、二人と質問していくうちに、どんどん手があがりました。
「一回の演奏は何分ぐらいですか。」「狐の踊りはどういう意味があるのですか。」など、演技に関することから、「どうしてお囃子をやろうと思ったのですか。」という質問まで様々な疑問に答えていきました。
楽器の名称や何から出来ているかという話では、驚きの声もあがりました。お面や獅子を見せているときは、どの子も早く触ってみたいという顔をしていました(^^)。


踊りの衣装の説明のあとには、代表して3人の子どもに実際に着てみてもらいました。猫帽やお面までつけると、会場は大爆笑!
普段とは違う友達の格好とお面の顔に、みんな大興奮、おかしくて仕方なかったようです。



















本人達は自分達の姿が分からないので、何がおかしいのかキョトンとした様子・・・それがみんなには一層おもしろかったようです。
すぐに副校長先生が大きな鏡を持って登場。3人が鏡をのぞき込む仕草がまた会場を笑わせました。

5時間目の終わりにはみんなに楽器や獅子、お面に触れてもらいました。
獅子をかぶったり、太鼓を叩いたりすることは滅多にできないことなので、みんな興味津々で楽しそうでした。
時間の関係でちょっとしか触らせてあげられなかったのですが、少しでもお囃子に興味をもつきっかけになってくれればと思います。





6時間目に入り、まずは全員で踊りの体験をしました。
腰をおろして、歩く手、かぶる手、見る手、3つの踊りを一緒にやってもらいました。見よう見真似ですぐ出来てしまう子ども達にはビックリでした。一番苦戦していたのは、先生方かもしれません。











最後に、お囃子を観てもらいました。
話を聞いたあとでは、見方も変わったようです。熱心に獅子の顔をのぞき込む子がたくさんいました(写真左下)。踊りもお面だけでなく、衣装を見たり、動きを見たりしてくれたのではないでしょうか。















こういった伝統芸能を、みんながみんな好きになるということは難しいことですが、授業で太鼓を叩いたことがあるな、この獅子かぶったことあるな、と身近なものに感じてもらえるようになれば嬉しいです。お囃子は決して近寄りがたいものではなく、誰もが楽しめる伝統芸能で、それが自分達の住む地元小金井にあるということを、この授業を通じて知ってもらえればと思います。

第四小学校4年生のみなさん、どこかで貫井囃子を見かけたときには、ぜひ声をかけてください♪








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