鳥屋囃子交流会











 上鳥屋若連 上青もどき会 様 


上鳥屋囃子の起源は、今から127年ほど前の明治20年頃に、西多摩郡小曽木村黒沢(現青梅市黒沢)の「クビチョウ」さん、本名柳川長吉氏の指導によって生まれたと伝えられています。
昭和6年、地元の青年有志による屋台建設をきっかけに復活し、現在まで伝承されています。
昭和54年、当時15人で日本の秋祭り(明治公園)出演をきっかけに、翌年の昭和55年に「上青もどき会」を結成し、活動を続けています。
現在の会員数は35名で、地元の諏訪神社祭礼でのお囃子奉納をはじめ、他地域でのお囃子の集い、祭礼、イベントなどに参加しお囃子の演奏を行っています。




















 千木良囃子連 様 


地元牛鞍神社祭礼時に演奏されるお囃子を保存・継承のため昭和48年に発足しました。
神社保有の二台の屋台が、各々流派の異なるお囃子を演奏するため、二つの流派(目黒流・大戸流)を保存・継承している囃子連であります。
年間を通じて相模原および近郊地域の囃子団体との親睦を図り、行事に積極的に参加しています。現在の会員数は30人、毎週土曜日に千木良公民館で、子供中心の練習をしております。
今後も活動を通して伝統文化の保存、子供たちにはお囃子を通しての地域活動への積極的参加、また他地区との交流を進めていきたいと思います。













 中澤囃子連 様 


津久井湖のほとり、相模原市緑区中沢の自治会笠下の囃子連です。発足以来25年、地元中沢三嶋神社の夏祭り、元旦祭をはじめとし、津久井湖さくら祭り、八王子祭りに毎年出演するなど、様々なイベントに活動の場を拡げており、明治神宮鎮座90年大祭にも津久井地区の代表としてお囃子を奉納させていただきました。また、相模原市を中心に、八王子市、小金井市、町田市等関東近県の囃子連・囃子保存会の方々と交流させていただいております。
会員数は大人30名、子若連15名で、老若男女等しく仲良く仲良くお囃子を楽しみつつ、伝統芸能の継承に力を入れています。







 



 




全9団体の競演は、あっという間の3時間でした。
流儀や地域を越えての競演は盛りだくさんの内容に加え、
各団体の皆様は昨年からさらに技術を磨いてきているので、大変良い刺激を受けました。

さらに、今回は子ども達の活躍が多くみられました。
どの団体も小学生、中学生、高校生が踊りを中心に大活躍して観客を楽しませていました。
後継者育成が難しい時代と言われていますが、
ここには楽しそうにお囃子を披露している子ども達がたくさんいました。
このような交流会で披露する機会があるということは
子ども達の励みにもなり、後継者育成にも一躍買っていることを実感しました。

実行委員の皆様、楽しい一日をありがとうございました。
準備等、大変なこともあったと思います。お疲れ様でした。











司会者の秋本さんと。
各団体の合間のコメントや、鳥屋地域に関する豆知識は
楽しく、興味深いものばかり!名司会者です。



秋本さんのHPもご覧ください→こちら。





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